仕事の内容について教えてください。

訪問先は、主に病院です。臨床検査技師や臨床工学技士、管理栄養士など、さまざまな専門職の方とお会いします。ご紹介する製品は、検査機器や臨床検査試薬、感染症判定キットから、包帯・ガーゼといった医療材料まで幅広く、多岐にわたります。なかでも感染症関連は状況が刻々と変化するため、常にスピード感を持って情報提供することを心がけています。
マルタケの営業は、医薬品担当と医療関連品担当に分かれていますが、医療業界の変化を受けて、今は営業全体で医療関連品の販売にも力を入れています。医療関連品担当の私は、医薬品営業のメンバーをサポートする役割も担っています。所属している上越店でのサポートはもちろん、他店の同期や先輩たちから相談されることも増えました。「Iさんがいてくれて心強い」と声をかけてもらえると、やりがいを感じます。
これからもチームの力になれるよう、専門分野の知識をさらに深めていきたいと思っています。

マルタケで出会った人について
教えてください。

新人の頃、「失敗しても責任は私が取るから安心しろ！」という上司の言葉で気持ちが楽になりました。人生で初めて壁にぶつかった時は「私が何とかしてやる！」と、上司が手を差し伸べてくれました。マルタケで信頼できるたくさんの人に出会えたことが、私の財産です。
また当時の上司は、誰に対しても常に敬語で接し、呼び捨てにすることもありませんでした。部下である私にも丁寧に接してくれるその姿に、自然と深い尊敬と憧れを抱くようになりました。その姿勢に影響を受け、私も周りの方々に敬意を持ち、誠実に接することを大切にしています。これは、お客様スタンスで考えることで信頼関係を築く、私自身の営業スタイルにもつながっています。
そしてかつての上司がそうしてくれたように、後輩たちを支え、背中を押せる存在でありたいと願っています。上司から教わった大切な想いを、しっかりと受け継いでいきたい――そんな気持ちで、日々仕事に向き合っています。